土. 4月 20th, 2024
うつになりやすい性格や行動パターンを把握して予防しよう!

気分の落ち込みをはじめ、不眠症や食欲不振、集中力の低下ややる気の低下、症状が起きる前なら楽しめたことが楽しめなくなるなど様々な症状を持つ心の病気をうつ病といいます。うつ病の原因はストレスや睡眠不足、過労など生活習慣によるものや性格や考え方、生まれ持つ遺伝的な要素など様々な要因があるのですが、うつになりやすい性格や行動パターンを理解しておくことで予防効果への期待も高くなります。一般的に、うつになりやすい性格はメランコリー親和型で真面目で責任感が強いこと、几帳面で周囲に対して気を使い過ぎてしまうなどの特徴を持つ人です。なお、うつ状態になると気分と思考、行動が悪循環になるなど行動パターンをマイナスからプラスに変える工夫が大切です。

うつ病に陥りやすい生活習慣を知って対策を講じよう

うつ病に陥りやすい生活習慣には不規則な生活をあげることができます。忙しくて睡眠時間や十分な食事が摂れない、運動する時間がない人は発症リスクが高まるので要注意です。アルコールの摂取し過ぎも良くないとされています。適度に飲む分には問題がありませんが、毎日のように飲み過ぎてしまえばうつ病になる可能性が高まるでしょう。そして、楽しみや癒しの時間がない生活もうつ病に繋がりやすいです。仕事などに追われていると何かを楽しんだり癒されたりする機会が少なくなりがちですが、そうなると生活にハリがなくなってうつ病になりやすいことを知っておきましょう。つまり、発症を回避したいのであれば規則正しい生活や適度なアルコール摂取、楽しみを持つことが重要です。要因を知り、回避できるようにしておきましょう。

うつ病予防の為の認知・行動パターン改善ー生活習慣改善から始めてみませんか?-

昨今うつ病が社会問題化していますが、うつ病予防には認知・行動パターン改善を試みるのも1つです。うつ病は疲労等が蓄積した結果、脳内物質のセロトニンが欠乏してしまい物事を絶望的な方向に考えてしまうスパイラルに陥ってしまう様になります。つまり、発症前の疲労蓄積段階で適切な対処をすれば、相当な予防も可能という事です。
それには特殊な方法が必要というわけではなく、最も簡単な方法は生活習慣改善になります。例えば、物事を少し悲観的に見過ぎなのでは」等と思い当たる節があった場合は、通常の生活の段取を意識的に緩くしてみて下さい。「ねばらない」を止めるとも言えますが、個人で難しいと感じる場合は認知行動療法等の専門家の助力を得るのも1つです。出来る範囲で、知らずと作っている「義務や惰性で行っていると感じた物」を敢えて止めて、過敏になった神経を休めてみる事で様子を見る癖をつけるだけも相当な違いが生まれます。

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