金. 4月 19th, 2024
ラーメンのなるとに関する豆知識!需要や製造方法などをチェック

使用頻度が減っているラーメンの具として「なると」が挙げられます。以前はメンマなどと同等に扱われていましたが、もう入れていないという店舗も増えているのです。かまぼこと同じカテゴリの練り製品として伝統的なものであり、その起源は1800年代の前半にまでさかのぼります。また、製造方法がユニークであることも特徴の一つです。魚の白身が主な材料であり、それに食紅を加えたうえで、あの独特な渦巻きの形状を作り出しています。それを茹でるのが基本的な作り方であり、見た目が鳴門海峡の渦をイメージさせることが名づけの理由です。なお、現在は主に静岡県で製造されており、それ以外の場所で生産されるものは一割ほどとなっています。

ラーメンにトッピングされるねぎには地域性があります

ラーメンには色々な具が、トッピングされています。定番の具と言えば、やはりねぎです。全国各地で愛されているラーメンですが、実はトッピングされているねぎには地域性があります。いわゆる西日本では、通称青ネギと呼ばれる物がよく使われています。九条ネギや博多の万能ねぎなどもよくラーメンに使われており、地元の人々に愛されています。関西人の間では、ねぎイコール青ネギという位、王道の物です。

一方で関東圏では通称白ネギと呼ばれる物が、ラーメンによくトッピングされています。埼玉の深谷ネギ等がその代表例であり、関東圏で愛される醤油ラーメンとの相性はバッチリです。ねぎ特有の辛みが醤油味のスープと絶妙なハーモニーを醸し出してくれるのが特徴です。

味噌だれラーメンが名物の地域

ラーメンは大衆に愛されている食べ物で、全国各地でご当地の味もあるほどです。醤油・豚骨・塩・味噌だれなどで構成されていますが、そのうちの味噌だれラーメンを名物にしている地域が北海道の札幌です。ここでは1960年の初頭から味噌だれラーメンを提供するお店が登場し、今では市内の中心部に「ラーメン横丁」という名前の観光スポットもあるほどです。この地域で食されている味噌だれは八丁味噌を使用していて、バターを出汁に溶かしているのが特徴です。トッピングはとうもろこし・もやし・メンマとなっており、北海道内で栽培されている野菜や味噌を中心にしています。札幌には2021年現在約250件の味噌だれラーメンと提供する店があり、それぞれの店舗で風味も異なっています。

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