入歯はどんなに精密に設計したとしてもすぐに安定するわけではありません。使っていると歯茎の側に沈んでいきます。このため、一般的には入歯を入れた翌日に噛み合わせや義歯の当たり方など、細かい調整を行っていきます。
さらに3,4日後にも再び調整します。入歯は完成後も細かくチェックする必要があるのです。痛みが起きたり、床が歯肉を傷付けたりする前に入歯と歯茎が合うように調節する事が大切なのです。
痛くなって入歯を外してしまうと、せっかく調整しても元通りになってしまう事になりかねませんから。3、4回の調整を経て入歯と歯茎が合って安静する人もいれば、半年くらい調整が必要な人もいたりと個人差があります。
強いて言えば、入歯が大きくなるほど沈む量が大きくなり調整に時間を要する傾向にあります。
入歯治療については下記参考サイトにも情報が掲載されていますので併せて読んでみるとより入歯治療について分かるかと思います。
参考サイト:豊かな人生は歯から始まる | 年を重ねたときに理想の歯でありましょう